フィリピンのNPO Teach for the Philippinesと名門フィリピン大学を訪問!

マニラには様々な観光スポットがあるのですが、教育に興味のある僕はそういった観光地ではなくNPOや大学訪問をメインにマニラを堪能しました。

優秀な若者が国内の教育課題に立ち向かう、Teach for the Philippines(TFP) 

まずはTeach for the Philippines(TFP) というNPOのオフィスを訪問。
このTFPはもともとアメリカのTeach for Americaから来ており、簡単に紹介すれば教育格差の撤廃、つまり貧困格差からくる教育格差の是正に取り組むNPOと言えます。「すべての子供たちに等しい教育の機会を与える」ことをビジョンとしているのです。
日本にもTeach for Japanが既に奔走しており、最近メディアなどにも取り上げられ、NPOに対するキャリアの考え方という面でもますます影響力のある団体になってきています。
僕自身このTeach for Japanにほんの少しですがかかわった経験があり強い刺激を受けていたのでフィリピンにもTFPがあると知ってぜひ訪問したいと思ったわけです。
TFPのオフィスはマカティというオフィス街の、ASIA TOWERという高層ビルの中にあります。 

    

ほとんどアポなしで(実は事前にやり取りしてたのにも関わらず担当の人がいなかった)、しかも昼時という迷惑な時間帯に訪問したにも関わらず、TFPのスタッフたちは快くオフィス内を案内してくれ、さらに幸運にもCEOの方とお会いできて写真を撮っていただきました。
 TFPのアプローチなどをスタッフから聞いたりしてとても刺激的な時間を過ごすことができました。
まだまだ発足して2~3年しか経ってないので対象地区もわずかなようですが、今後フィリピン全土に活動範囲を広げていきたいとのことです。

名門University of the Philippines(UP)Diliman 

続いてせっかくフィリピンにいるのでフィリピン最高峰の大学、University of the Philippines(UP)Diliman を訪問しました。フィリピンでのホームステイ先のお母さんが21歳のフィリピン人の男の子をガイドに紹介してくれて友達になり、有意義な時間を送ることができました。

        

7つのフィリピン大学

フィリピン大学は日本でいえば東大に値する大学なのですが、国内に7つのキャンパスを持っています。
 
フィリピン大学バギオ校、

フィリピン大学ディリマン校、

フィリピン大学マニラ校、

フィリピン大学ヴィサヤ校、

フィリピン大学ミンダナオ校、

フィリピン大学ロスバニョス校、

フィリピン大学オープンユニヴァーシティ
 
その一つ一つのキャンパスに独自性があり、この中でも群を抜いてエリートが集まるのが今回訪れたフィリピン大学ディリマン校です。
しかし国立大学なので授業料が安い反面、建物などは少々古いのでお金持ちの学生の中には学力は高いのにUPには行かず私立のアテネオ大学やラ・サール大学に行って優れた施設と社会的地位の高い親の子供と一緒に授業を受けることを選択する家庭も珍しくはありません。
特に学問の分野ではフィリピン大学よりもアテネオ大学がより先進的である分野もあるため、日本のように東大と早慶に受かれば迷わず東大というようにはならないのがフィリピンの大学事情です。

フィリピンの大学生は日本の高校生みたいな印象

僕もバギオの語学学校に通っているときに毎週土曜日にバギオ内にある大学で講義を受けていました。「マネジメント」を他の学生と一緒に勉強していたのです。
それでフィリピンの大学の授業の様子などを知ることができたのですが、はっきり言って学生は幼いという印象を受けました。彼らのほとんどは16,17歳なので日本の学生が高校生の歳に彼らはもうすでに大学レベルの授業を受けているのです。

フィリピンの今後の教育改革

早期の卒業と社会への進出はメリットもある分、教養が抜けていたり、基本的な社会人スキルが不足していたりとのマイナス面もあるということからフィリピン政府は2012年から今までの中等教育4年を改め6年制を検討しています。
フィリピン大学のキャンパスはとにかく馬鹿でかく、キャンパス内にジプニーが走ってるほどです。しかし緑も多くのびのびと勉強できそうな雰囲気でした。