緊急時の教育について PED今学期最後のレクチャー

Planning for Education and Development(PED)最後の授業

Planning for Education and Development(PED)は来週月曜日のグループ発表を持って今学期が終了しますが、レクチャーは今日が最後でした。

今日のテーマは「Education in Emergency

今日の講師はDr.Christopher Williams

特に日本についての話題が多く、今までで受講してきたPEDの授業の中でも一番良かったセッションでした。

ケーススタディー

セッション中に取り組んだケーススタディでは
「先進国で大きな地震が起き、緊急事態の中で教育NGOとしてアプローチできる5日計画、5年計画」をグループで話し合いました。
この議題を見た時に、すぐに思い出したのが2011年の東日本大震災。
案の定、グループでディスカッションが終わった後にDr.Christopherがこれは東日本大震災の事例であることを伝えました。
この災害をきっかけに日本の公教育における防災に備えた指導が、これまでよりも生徒自身が自ら考えて行動するようになること、そして何よりもまず自分の安全を確保すること、という点に重点が置かれるようになったなど紹介され、クラス一同を釘づけにしたテ―マとなりました。

日本が経験した痛みや、それまで積み重ねてきた防災訓練の事例に対して沢山の学生が関心を持ち真剣に学ぶ姿を見ながら、日本が災害によって満足な教育環境にない世界の子どものためにできることが多くあることを知りました。
日本人としてとても勇気をもらったセッションでした。
何よりも講義をしてくれたDr.Christopherの人柄の良さにとても感銘を受けました。

災害時の教育について

災害時においては、水やインフラなど目に見える復興が優先されがちですが、現場にいる子どもたちにとって教育はその時にまさに必要なものであって、決して後回しにされるべきことではありません。
また「復興」というテーマにおいてもどこまでReturnするのか?Build back betterが重要だとしてもいったい誰がBetterを判断するのか?
こうした復興それ自体に対する議論からも目を背けることはできず、絶えず考えていかなければなりません。

Dr.Christopherは最後にこう締めくくりました。

Plan and Act for people's needs, not type of event.