ポーランドのワルシャワを1日で巡る

ロンドンから片道3千円で行けるポーランド

2016年1月4日、早朝6時ころのフライトでロンドンからポーランド、ワルシャワに向かいました。今年初の海外旅行はポーランド。一度国が消滅したという壮絶な歴史を持つ国です。
今回はライアンエアーというヨーロッパでは有名なネタ的なLCCを利用。片道3千円なだけあり、発着の空港は郊外、預かり荷物には追加料金、手荷物制限はかなり厳しめという航空会社ですが、事前に下調べしていたので問題なく渡航できました。

モドリン空港から市内へ

ワルシャワで有名な国際空港はショパン空港ですが、悪名高いライアンエアーによって運ばれたのはモドリン(Modlin)空港という郊外にある空港です。ここから市内へはバスか鉄道で行くことができますが、バスの方が到着が早いのでお勧めです。(所要時間30分、33Zlポーランドズロチ-約950円)飛行機から降りた瞬間に痛さを伴う寒さを感じました。それもそのはず、この時期のワルシャワは-15℃で1時間も外にいると身体の芯から冷える寒さです。とんでもないところに来てしまった感満載でした。気を取り直してバスで市内へと向かいます。

ワルシャワ中央駅

バスはぴったり30分でワルシャワ中央駅に到着しました。
バスを降りると目の前にひと際目立つ建物がそびえ立っています。

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文化科学宮殿

文化科学宮殿(Place of Culture and Science)という37階建て、高さ234mもある建物です。建物内にはコンサートホールや映画館、展望台、科学技術博物館などが入っており、1952年にあのスターリンからの贈りものとして建てられました。ポーランドの人々からすると、エンターテイメントとしては楽しめる場所ではあるが、建物自体はあまり好きではないという人が多いようです。今回は中には入りませんでした。

ヨーロッパ一美しい公園、ワジェンキ公園

バスが到着してからすぐに向かったのは、ヨーロッパで最も美しい公園の一つとされる、ワジェンキ公園です。

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毎年夏になるとショパン像(写真左上)の前でショパンコンサートが開かれるそうです。
公園はかなり広いのですが、寒さもあってヨーロッパで最も美しいかどうか検証せずに引き上げてしまいました。

ワルシャワでの滞在はわずか1日だけだったので、公園を少し覗いたあとはワルシャワ大学聖十字架教会へ向かいました。

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トラムと呼ばれる路面電車が町の人々の足として活躍しています。

 

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ワルシャワ大学

僕は旅行の際には必ず現地の大学、それもその国のトップ大学を訪れるようにしています。それは大学の雰囲気やそこに通う学生の雰囲気からその国の歴史や文化を体感したいという目的からです。ワルシャワでもワルシャワ大学を訪れました。キャンパス自体はあまり広くはないのですが、大学内にはショパン一家が暮らしていたカジミエ―ション宮殿があります。ワルシャワ大学自体は、国内で1,2位を争う有名な大学ですが、最近ではクラクフにある、ポーランドで一番最初に創立されたヤギェウォ大学の方が評価が高いようです。ちなみにかの有名なコペルニクスもヤギェウォ大学出身です。
しかしなぜかコペルニクス像がワルシャワ大学のすぐそばにあります。

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聖十字架教会

そのワルシャワ大学のすぐ近くにあるのが聖十字架教会です。ショパンが通ったという教会で、教会にはショパンの心臓が埋められています。教会内は多くの金が使用されていて煌びやかでした。

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f:id:eternalsekai:20170328173301j:plainショパンの心臓が眠っている石柱


教会を出た後はそのまま旧市街地の方へと歩いていきます。

大統領官邸

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途中で見えてくるのが大統領官邸
左にある像はユゼフ・ポニャトフスキというナポレオン下で将軍として働きフランス元帥までなった人物です。ナポレオンが1807年にワルシャワ公国を建てると彼がその軍司令官に就きました。

 

旧王宮

旧市街地に着くと同時に見えてくるのが旧王宮です。かつては国会や士官学校、さらには劇場などが設置されるなど、単なる宮殿ではなく政治や文化を兼ね備えた王宮でした。

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王宮をざっくり観た後は少し旧市街地を散策。建物のデザインや色にポーランドを感じます。

歴代ポーランド王の戴冠式が行われた洗礼者ヨハネ大聖堂

旧市街地をうろうろしていると洗礼者ヨハネ大聖堂が見えてきました。ユニークな形をした建物です。ワルシャワで最も古いとされる教会で、歴代のポーランド王の戴冠式などがここで執り行われました。

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ワルシャワ蜂起博物館

旧市街地を後にして、ワルシャワ最後に訪れたのはワルシャワ蜂起博物館
大人14Zl(約450円)、学生10Zlの入場料がかかります。

1944年の8月1日、ナチスの支配に対してワルシャワ市民が立ち上がったワルシャワ蜂起。その後ドイツ軍による報復的な攻撃により、ワルシャワは徹底的に破壊されます。蜂起参加者を含め約22万人の命が失われたとされています。博物館内には当時の市民の様子が映像や展示品などで表されており、ナチス支配に対するポーランドの人々の苦痛や祖国を想う悲痛の叫びが聞こえてくるようです。

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こうして短くも密度の濃いワルシャワ1日訪問を終え、翌日はクラクフに向かいました。