イギリス大学院の進学先(志望校)を決める前にすべき2つのこと

この時期は2016/2017入学のアプリケーションがほぼ出そろい、足りないIELTSを補ったりビザの準備に気を使っている時期だと思います。先日、9月入学まですることがない、と既に英国に来られている新入生の方にもお会いしました。このブログを読まれている方の中にはもしかしたらこれから英国の大学院進学を考えている方や、オファーをもらったけどまだ迷っている方(時期的には過ぎてる?)もいらっしゃるかもしれません。そこで今回は自分の経験を踏まえ、志望校や進学先を選定する前にやっておけばよかったことを2つ紹介したいと思います。

現地訪問せよ

まず、お金と時間がある人は実際に大学を訪れてキャンパスの雰囲気や周辺環境について事前確認することを絶対おすすめします。僕自身はUCL IOEでとても満足を感じていますが、やはりたまには隣の芝は青く見えるもの。マンチェスターやリーズといった自然豊かな環境でのキャンパスライフにも憧れを抱いてしまいます。キャンパス内の雰囲気や周辺環境、そして大学で働く職員の人の対応を実際に見ておくことは勉強のモチベーションを高めるという点で結構重要です。僕はお金と時間のどちらも無くて大学を事前訪問できなかったのですが、それでもIOEの目の前にあるラッセルスクエアを見たときに「最高の読書場所がある。ここで毎日勉強できる!」と思い、一気にテンションが上がりました。既にオファーをもらって進学先に迷っている場合、こうした周辺環境に魅力を感じるかどうかって意外に重要だったりします。「毎日ここに通いたい」と思えるかどうか、それを感じるために現地訪問することは無駄にはならないはずです。しかし逆に言えば僕はマンチェスターやリーズを見なかったからこそ(情報を得なかったからこそ)、UCL IOEで満足しているという場合も考えられます。矛盾しているようですが、人は得られる情報が多ければ多いほど迷ってしまう生き物です。胸に秘めた強烈な第一志望があるのなら、あえて他の情報に触れる必要はないのかもしれません。

大学の様子をOB/OGに聞け

お金も時間も無くて現地訪問できない人は、ぜひ進学予定の大学に既に通っている、あるいは通っていた先輩にコンタクトを取って実際の様子を聞いてみましょう。入学する前はあれこれ迷ってしまい、いろいろと現地の声を聴いて確認したいことが出てきます。僕も去年から何人かの受験生に連絡を頂いて大学の様子を聞かれることが増えてきました。留学中の人や留学経験者は、これから留学を考えている人がいると知れば自分のことを振り返って応援したくなるものです。ぜひ躊躇わずにコンタクトを取って色々と生の声を聴いてみてほしいところです。では、ここで先輩にコンタクトをとる方法を考えてみたいと思います。

①知り合い繋がりでコンタクトをとる

これは鉄板の方法です。自分の知り合いに既に留学している人がいればその人に聞けばいいし、知り合いの知り合いに留学している人に聞くことも可能でしょう。

②エージェント主催のフェアに参加して大学職員から話を聞く

東京や大阪で、BEOなどの留学エージェントが年に数回、イギリスの大学から職員を招いて説明会を開催しています。こちらに参加して大学の職員から直接話を聞くこともできます。ただ、実際のところ大学関係者はみな営業ですので、当然いいことしか言わないことは念頭に置くべきです。この場では、「自分の行いたい研究が大学でできるのか」などなど学術的な質問をするのが効果的です。

③SNSでコンタクトをとる。

知り合いに留学経験者がいない場合、頼れるのはネットです。

例えばこうしたブログ。イギリス留学に関するブログは多いので、そこから似たような研究や専攻、そして気になる大学に通っている/通っていた人へコンタクトを取ることが可能でしょう。

そしてフェイスブック。フェイスブックにはどの大学にも「日本人グループ」「大学のグループ」「同じ専攻グループ」などが必ずと言っていいほどあります。こうしたグループはほとんどが非公開設定されていますが、検索すればグループ自体はすぐに見つけることができます。あとは「グループに参加」申請してみると、意外にあっさり承認されるものです。グループの管理者やメンバーは当然OB/OGなので、失礼が無いように個別に連絡を取ってみることができます。

留学を成功させるためには受け身ではいけません。一つの情報を得るために、自ら動いて積極的に行動することが求められます。もし、今までの自分が引っ込み思案でなかなか行動に移せなかったタイプなら、チャンスです。「留学」を言い訳に、これまでできなかったことにチャレンジすることで、成長した新しい自分に出会うことができるからです。