インド、ジャイプル(Jaipur)のピンク・シティはなぜピンクなのか

最高気温51度という記録的猛暑で観光

たった1日ですがインドのラージャスターン州の州都、ジャイプル(Jaipur)を訪れました。1日しかなかったのであまり観光はできず、ホテルから近かったピンク・シティジャル・マハルだけ観に行きました。ちなみに僕がラージャスターン州を訪れたとき、ラージャスターン州はインド史上最高気温である51度という破壊的猛暑でした・・!ホテルに滞在中の他の観光客も2時間ほど観光したらすぐに部屋に戻る人が多かったです。まさに”うんざりする暑さ"です。

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ピンク・シティはなぜピンクなのか

ピンク・シティは文字通り街中の建物が何もかもピンクで塗装されています。

インターネットでピンク・シティについて書かれている記事をいくつか読んでみると、ピンク・シティの始まりはイギリス統治時代の1876年に英国王の息子であるアルバート王子がジャイプルを訪問するに先立って、その歓迎の意味で街を王子の好きだったピンク色に染めたと書かれています。

根深い統治時代の記憶

しかしピンク・シティに連れて行ってくれたオートリキシャ―の運転手にこの話をすると、彼はこう言います。

”ここは昔、インドの国旗の色でもあるグリーンで染まった街並みだった。しかしイギリス統治時代に"強制的に"ピンク色に染められた。ピンク・シティはイギリス統治時代の悲惨な歴史を忘れないように今も残っている。歴史博物館のような役割をこの街は担っているのだ”

はっきりと言えることは、ピンク・シティはインドがイギリスの植民地だったことを象徴している街ということです。外の人から見れば、ピンクで染められた街並みはお洒落で美しく見えるかもしれません。しかし中にはオートリキシャの運転手の彼のように、ピンク・シティに複雑な心情を抱くインド人もいるということを忘れてはいけないような気がします。

ハワー・マハル(別名:風の宮殿)

ピンク・シティ内にはハワー・マハルという宮殿があります。1799年に建設されたこの宮殿は宮廷に住む女性たちが、自分たちの姿を見られることなく外の様子を見ることができるように建てられたものだと言われています。

宮殿には小さな窓がいくつもあり、暑い時でも風通しが良くなる造りとなっていることから「風の宮殿」とも呼ばれています。

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宮殿の上からジャイプルの街並みを眺めることができます。

水上に浮かぶ宮殿、ジャルマハル

ハワー・マハルが「風の宮殿」と呼ばれるのに対し、ジャルマハルは「水の宮殿」という意味があります。

ジャルマハルは16世紀に人工的に造られたジャルマハル湖に浮かぶマハラジャの宮殿です。マハラジャが避暑地として建てました。5階建ての宮殿は雨が降れば最上階しか見えなくなるぐらい水が増えますが、逆に干ばつになれば湖の水が無くなってしまうといいます。それにしても、湖に浮かぶ宮殿はやはり美しき、神秘的です。

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