すべて十字架!一度は行くべきリトアニアシャウレイにある「十字架の丘」

ロンドンから日本へ帰る前の最後の旅行としてバルト三国の一つリトアニアにある十字架の丘を訪れました。十字架の丘はリトアニアの北部のシャウレイという町からさらに北に12Km離れた場所に位置しています。

f:id:eternalsekai:20170328084630j:plain

十字架の丘とは

十字架の丘はリトアニア語でクリージュ・カァルナス呼ばれ、小区にリトアニアを代表する巡礼の地・観光地となっており、世界中から訪問者が集まってきます。

 十字架の丘の起源は明確ではないものの、1831年にロシア帝国の支配に抗するためポーランドとリトアニアで起こった11月蜂起のあとであると考えられています。この蜂起が失敗し、多くの反乱兵の死者が出てしまいましたが、彼らの家族が遺体の代わりに十字架を丘に建てたとされています(十字架の丘 - Wikipedia参照)。
リトアニアは1918年に独立を回復しますが、その後この丘は第1次大戦や独立戦争の過程で亡くなった人々のために祈る場所になりました。

非暴力の象徴

十字架の丘の歴史はこれだけでは終わりません。リトアニアがソ連の統治下、つまりは共産主義の支配を受けていた1944年から1990年の間、彼らはこの十字架の丘を訪れ祈りを捧げることで彼らの宗教や遺産へ対する忠誠心を示し、ソ連の支配に対する非暴力的な抵抗を行っていたのです。
現在でも十字架の丘は管轄が定まっていないため、誰でもこの場所を訪れ、そして十字架を建てることができます。そのため建てられる十字架は増え続け、現在では55,000以上の十字架が建てられているとされています。

f:id:eternalsekai:20170328084636j:plain

f:id:eternalsekai:20170328084641j:plain

十字架の丘への行き方(ラトビア・リガから)

十字架の丘へはいくつかの場所から行くことができますが一番メジャーな方法はラトビアの首都リガから行く方法と、リトアニアの首都ビリニュスから行く方法だと思います。今回はリガから行きました。また、ビリニュスよりもリガから行くほうがバスの本数も多いという記事もあったのでここではリガからのアクセスを簡単に紹介します。
 
〔Rigaリガ→シャウレイ〕
まずラトビアのリガからリトアニアのシャウレイという街にバスで2時間ほどかけて向かいます。リガからシャウレイまでのバスは1日に4-5本以上はあるはずですが、詳しくはネットでチェックしてみてください。僕はお昼の12時のバスで行き、14時の到着でした。
〔シャウレイ→十字架の丘〕
次にシャウレイからはローカルバスタクシーで十字架の丘に向かいます。タクシーのほうがもちろん高いですが往復分のバスの時間を気にしなくていいこと、そして十字架の丘までダイレクトに行ってくれるメリットがあります(十字架の丘の最寄のバス停から十字架のお釜では2km、15分ほど歩きます)。
バスでの停車駅はDOMANTU(ドマンタイ)ですバスだと本数に限りがあるため、復路のバスを逃すと大変です。ですがシャウレイのバスターミナルのインフォーメーション窓口で時刻表がもらえるのでそれに合わせて行けばバスのほうが安いのでお勧めです。ちなみに片道40ペンスほど。

f:id:eternalsekai:20170328084648j:plainバスの時刻表(2016年9月5日現在)

 

リトアニアは小さな国ですが、だからこそ十字架の丘のインパクトは凄まじいものがあります。ぜひとも訪れることをお勧めします!