ロシア怖いなって思うのと同時に諜報員の心理戦が面白い映画『レッド・スパロー』

久々に手に汗握った映画です。

率直な感想、「ロシア怖え~」です。

【鑑賞日】2018年4月19日 【おススメ度】★★★★☆

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あらすじ

あらすじはフィルマークスからの引用です。

バレリーナの将来が怪我のために断たれたドミニカ・エゴロフ。病気の母に治療を受けさせるためにロシアの諜報機関の訓練施設に送られる。

そこは、ハニートラップと心理操作を武器としてミッションの遂行するスパイ=<スパロー>の養成機関だった。持ち前の美貌と頭脳で、ドミニカは望まないながらも、一流の<スパロー>へと仕立て上げられる。

彼女に最初に与えられたミッションはアメリカのCIA局員に接近し、ロシア政府内に潜むスパイの名を聞き出すこと。

しかしその任務は、ドミニカを想像も超える運命に導き、彼女は敵国アメリカのみならず、祖国ロシアからも狙われることに……。大国間の裏舞台での陰謀と欲望が渦巻くストーリーは、信じがたい結末へーー。

引用:レッド・スパロー - 映画情報・レビュー・評価・あらすじ | Filmarks

スピード感あるスリル映画

やっぱりスパイ映画や諜報部隊系の映画はスリルがあって楽しいですね。いつ何が起きてもおかしくないので緊張しぱなっしで疲れましたが。。本作はR指定なだけあってセクシーシーンやグロいシーンが出てきますが、緊迫感のある映画であまり気に留めることもなかったです。主演を務めるのはジェニファー・ローレンス。彼女の演技は本作の魅力の一つです。ジェニファー・ローレンスが心の底で何を考えているのか。視聴者も読むことが難しいほどに圧巻の演技でした。

頭脳派映画でアクション映画にはない面白さ

スパイ映画だと『ミッションインポッシブル』も大好きな映画ですが、こちらはアクション全開で現実離れしたストーリー展開なのに対し、『レッド・スパロー』はなんだか妙にリアル感がありました。アクションシーンが多いわけでもないのに、2.5時間もある中で最初から終わりまで気の休める場面がありません。場面に流れる沈黙さえも緊張感に変わります。

心理戦といえば、CIAのネイトがロシアのスパイ(情報提供者)やドミニカに近づくやり方は、昨年読んだレオ・ マルティン『元ドイツ情報局員が明かす 心に入り込む技術』に書かれていた技術に通じるものがあります。

相手が何を欲しているのか。相手目線で考え、対象者に重要感を抱かせ、対象者にとって安心感を与える不可欠な存在となることで必要な情報を聞き出していく。諜報員が持つ能力の共通項みたいなのって、ビジネスでの交渉事でも結構重要だったりしますよね。

ストーリーを通じて、米国主義的な視点、米国がロシアをどう見ているのか、みたいなところも伝わってきます。父親役、ちょっとプーチンに似ているし笑

期待以上に楽しめました。