ルワンダでアフリカ最大のICTイベント「トランスフォーム・アフリカ・サミット2018」開催

Transform Africa Summit 2018 (TAS)が開催された

2018年5月8日、9日にルワンダの首都キガリでアフリカ最大のICTイベント「Transform Africa Summit 2018 (TAS)」が、Smart Africaの主催で開催された。

サミットを主催したSmart AfricaはアフリカにおけるICT活用を推進する国際的組織でサブサハラアフリカ(サハラ以南のアフリカ)を中心に21カ国が参加している。

東アフリカのルワンダは、全人口の約80%が携帯電話を所有しているとも言われており、またルワンダだけでなく、近年アフリカでは数多くのICTによるイノベーションが生まれている。

会議にはGoogleやMicrosoftなどの民間企業だけでなく、ルワンダのカガメ大統領をはじめとしたアフリカ大陸内各国から多くの国家元首が集う。またほぼすべての国からICT担当大臣が参加し、さらに、国連機関、NGO/NPOなど実に幅広い関係者が集う。

TASはアフリカで普及しているICTを、どのようにアフリカの経済発展や社会開発に活用し、アフリカに変革をもたらすかについてを議論し、各団体のベストプラクティスを共有する貴重な機会となっている。

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Cited from :Transform Africa Summit Explores Africa’s Digital Challenges

日本企業のPRブース「ジャパン・パビリオン」を出展

特に日本人として目を引くのが、総務省、国際協力機構(JICA)、神戸市が共催して出店した日本企業のPRブース「ジャパン・パビリオン」だ。大企業やスタートアップ含む20ほどの企業が参加し、総勢80名の日本人が集った。下のThe Bridgeの記事で紹介されていて興味深いのは、今回パビリオンを出展したのはルワンダ以外では日本とエストニアのみということ。

アフリカのあらゆる国で中国企業の名前を見かけるようになる中、イノベーションとかスタートアップという文脈においては、中国企業の存在は見受けられない(スタートアップエコシステムに見るルワンダと日本の関係——ルワンダの首都キガリで開催中の「Transform Africa Summit 2018」から - THE BRIDGE(ザ・ブリッジ))

ピッチ披露イベント「Face the Gorillas」

TASの中で特に注目されたのが「Face the Gorillas」と呼ばれるピッチイベントだ。起業家が投資家を前に事業アイデアをピッチし、その場で投資家から投資してもらえるかどうかのコメントを受ける。

オンラインデリバリサービス、オンラインの医薬品共有コミュニティ、学校向けの情報管理サービス、水漏れや、水道料金の支払を簡便化できるシステムなど実に様々な分野の事業がピッチされた。

私も最近ルワンダに関する本ばかり読んでいるが、早く現場の熱量に触れたい。