本気になるということは?-『インベスターZ』から人生の知恵を学ぶ【マンガの知恵袋】

人生を生き抜いていく知恵は、マンガから学ぶことができます。

マンガの何気ないセリフや場面には人生を生き抜く知恵やヒントが豊富に散りばめられています。最近こうした「マンガからの学び」をテーマに、多くの人が人生のヒントを与えてくれるマンガを紹介しています。

このビッグウェーブに私も乗っかってみようかと思います。

「学習マンガ」をテーマにメディアを立ち上げているような人と比べると内容・ボリュームは劣りますが、私も普段読んでいるマンガから人生の知恵になりそうなセリフ・場面をピックアップし、ご紹介していけたらと思います。

投資マンガ『インベスターZ』のあらすじ

『インベスターZ』はあの有名なドラゴン桜の著者・三田紀房氏が描く投資マンガです。主人公の財前孝史は北海道の中高一貫校、道塾学園にトップ成績で入学します。新入生の財前は最初、野球部に入部することを考えていましたが、謎の先輩学生によって一般的には知られていない地下の部屋へと案内され、ここが「投資部」であることを告げられます。道塾学園はこの投資部の資産運用によって運営されていることを教えられ、新入生のトップ成績で入学した学生はこの投資部に入部することが伝統であるため、財前孝史も勧誘されたのです。投資素人の財前でしたが先輩から投資に関する様々な知恵と知識を学んでいきます。読者も投資について学ぶことができるため、投資初心者にとっても有用な漫画と言えます。

本気になっているかどうかは〇〇〇をとるかどうかでわかる。

人生の中で、何度か本気になったと思う経験は誰しもあるかと思います。

あるいは、今自分は本気で取り組んでいるものがあるという人もいるでしょう。

「俺は本気でやりたい」「本気になれ」など、「本気」という言葉をたびたび口にする人がいますが、では一体本気とは何でしょうか?

デジタル大辞泉では

本気とは

まじめな気持ち。真剣な気持ち。また、そのさま。「本気を出す」「本気で取り組む」

参照:本気(ホンキ)とは - コトバンク

 と書かれています。この意味では、本気とはその人の気持ちの持ち方ともいうことができます。

しかし、それではあまりにも抽象的で判断のしようがありません。

本気を「見える化」する方法はないのでしょうか。

そこでマンガ『インベスターZ』では「本気になること」について、非常に簡潔に分かりやすく表現しています。

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©三田紀房/コルク

「 本気になるということはリスクを取るということ」

これは道塾学園とは別に東京の中高一貫女子校・桂蔭学園に通う藤田美雪の言葉です。藤田は桂蔭学園で投資部を作ろうと試み、その仲間として町田倫子と久保田さくらを誘います。ところがこの2人は投資の素人で、やみくもに元手の10万円を投資しようとしていた彼女たちに対して藤田は「二人共本気になってない。本気になるとはリスクを取ることだ」と言い放つのです。

私たちは普段の生活の中で、案外気軽に「本気」という言葉を使いがちです。また、「自分は本気でやっている」と自負する人も多いでしょう。もちろん、沸き起こる情熱や気持ちの持ちようは大事ですが、本当に本気かどうかの判断基準として、リスクをとっているかどうかに目を向けてみるのも良いかもしれません。

何の戦略もなしにリスクをとるのは褒められたことではありませんが、本気度を図る指針として「どれぐらいリスクを取っているか」は一つの基準になるでしょう。