Kindle読み放題が始まって10日弱が過ぎました。いくら読み放題と言っても読書の効果を高めるためには読んだら読みっぱなしというスタイルは良くない。だからといって、忙しい人にとっては同じ書籍を最初から最後まで2回、3回と繰り返し読む時間もない。
読書は人々の知的好奇心を高め、感動を与えるという側面だけでなく、書籍を通して学んだ内容を今後の人生に活かしていくことを可能にします。そのためには書籍から学び得たことを頭の中から「引っ張り出す」作業が必要になってきます。必要な時に必要な箇所を引き出せるようにするには、本を読みながらアンダーラインを引いたりメモを取って読むことが欠かせなくなります。
Kindleではこうしたアンダーラインやメモを取りながら読書を進めることが可能なので、今回はそのハイライトをさらにEvernoteに保存していつでも引き出せるようにする方法をご紹介したいと思います。
KindleのハイライトはKindle Highlights で確認できる。
自分がKindleでアンダーラインを引いた箇所はYour Highlights - Kindle本 - Amazonで確認できます。
Your Highlightsでログインすると上記のような画面になります。ここから上部にあるYour Booksを選択すると自分がKindleで読んだ書籍一覧を確認することができます。
ここからハイライトを確認したい書籍を選択すれば一覧で表示されます。
ハイライトした箇所をEvernoteにまとめて保存する方法
Kindleでハイライトした箇所を確認した次は、そのハイライト箇所をEvernoteに保存し、いつでもどこでもクラウド上で引き出せるようにします。
手順1
まずは次のkindle highlight jsをクリックすると下記のようなページが開かれます。
ここで青文字で書かれている下記二つのリンクをブックマークに保存します。
KindleHighlight:ハイライト下部分のみをEvernoteに保存
KindleHighlight(With Location) ハイライト文+ハイライトした場所を保存
ハイライト文のみをEvernoteに保存したい人は上のリンクだけで十分ですが、場所も同時に保存しておきたい方は二つともブックマークされると良いと思います。
手順2
次にEvernote Web クリッパーというブラウザ拡張をインストールします。既にEvernoteのアカウントを持っている人はログインするだけですぐに使用できます。
Evernote Web クリッパーが無事にインストールされるとブラウザの右上にEvernoteのシンボルでもある像のアイコンが表示がされるようになります。そしてEvernoteにログインすると下記のように「保存」という画面が開かれます。
これで「保存」を押せばめでたくKindleのハイライト箇所がEvernoteに保存されます。自分はEvernoteに読書ブックマーク用のノートブックを作りそこにブックマークを溜めるようにしています。お試しあれ!