Sekalog

世界の学びログ



今こそおススメしたい本『出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』

Facebookのブックカバーチャレンジで目に留まった一冊

Facebookでブックカバーチャレンジなるものが流行っていて、ふと『会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本をすすめまくった1年間のこと』という本が紹介されているので目に留まりました。

何ともキャッチ―なタイトルに目が留まったというもありますが、紹介者が自分がいつも「博識だな~」と感心している無類の本好きだったので、その人がお勧めする本なら間違いないだろう、とさっそくメルカリで注文して購入しました。

読み始めると面白くて面白くて一気読みしてしまいました。

本好きにはたまらない本です。

”出会い系”というと若干いかがわしいものを連想しなくもないですが、本書で紹介されている出会い系サイト(x)は男女の出会いだけを目的としたものではなく、多種多様な趣味や仕事をしている人同士が気軽に出会ってお話をするという割と硬派な出会い系サイトのようです。

恐らくですが、CoffeeMeeting[コーヒーミーティング]というサイトだと思います。

もはや書店員を超えてブックコンサルタント

著者の花田菜々子さんは書店員のお仕事を通じて、1万冊以上の本の知識を有している方です。花田さんは書店員として勤めている頃、旦那さんと別居することになり、そこでふと「自分の今までの人生はなんて狭いんだろう。もっと広い世界を知りたい、新しい自分になって元気になりたい」という思いからXという出会い系サイトを始めるようになります。そこで出会った人に、その人にふさわしいと思う本を紹介するという、なんともユニークなことを始めていきます。

出会い系を通して実に様々な人に出会っていきます。中にはおかしな人もいるのですが(詳しくは本書をご覧ください)、沢山の出会いを通じて多くのことを学んでいきます。知らない人と出会っていくうちに、横の関係が広がって仲間が増えていく著者のストーリーも素敵だし、「本」というものが人を明るくしたり、人生を考えさせたり、なんかこう人生を豊かにするものなんだと伝わってきます。本好きにはたまらない本です。そして、あまり本を読まない人もなんだか本を手に取って読んでみたくなる、そんな力を持った書籍だと思います。

花田さんは現在「HMV&BOOKS HIBIYA COTTAGE」という書店で店長をされているそうです。

私も自粛解禁後、機会があれば行ってみたいと思います。

最後に、この本を読んでふと思ったのだけど、今流行りのブックカバーチャレンジ、紹介する本について読者層というか「こんな人におすすめ!」みたいな一言があればかなり有意義になるのではと思いましたとさ。ちゃんちゃん。