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『いつの世も生き延びるために必要なのは忠誠心ではなく処世術』人生で大切なことはゲームオブスローンズが教えてくれた①-シーズン1

2018年に私が最もハマったものがゲームオブスローンズ(Game of Thrones)という海外ドラマです。2018年の後半にハマり、シーズン1~7まで一気に観てしまいました。既に世界中で人気を博しているこのドラマですが(あのオバマ元大統領もファンだとか)、来年4月にラストシーズンが公開される予定です。すでに待ち遠しい。。キャラクターは美しいイギリス英語で話すので、英語の勉強にもなります。

ゲームオブスローンズはイギリスの薔薇戦争がモデルになっており、ストーリー全体にイギリス中世史の世界観が散りばめられています。中世が好きな人にとってはたまらないドラマだと思います。

そもそもゲームオブスローンズ(Game of Thrones)って?

さて、世界中で大人気なドラマですが、そもそもゲームオブスローンズとはどんなドラマなの?という方も多いかと思います。

簡単に説明すると、本作は登場人物と舞台が入れ替わりながら大きく3つのストーリーが同時進行していきます。

・一つ目は、ロバート・バラシオン王の死去に伴う、七王国の〈鉄の玉座〉を巡ってのウェスタロスの内戦

・二つ目は、再来したホワイト・ウォーカーの脅威から七王国を守ろうとする、ジョン・スノウを中心としたウェスタロス極北部の〈壁〉における戦い
・三つ目は、エッソスに亡命したターガリエン家の血筋であるデナーリス・ターガリエンの〈鉄の玉座〉奪還の試み

世界史で学んだ人は覚えているかもしれませんが、中世の頃はヨーク家とかランカスター家などの貴族が歴史の主役でした。本作でもこうした中世の史実に基づいて構成されていますので、物語に登場する諸名家の相関関係を抑えることが大事です。

物語のキーとなる諸名家とその家紋・紋章を抑えましょう

様々なキャラクターが出てくるのでまずはそれぞれの一族/家系を象徴する"言葉・モットー"と"家紋・紋章"を覚えましょう。

諸名家 領地 本拠地 標語
スターク家 北部 ウィンターフェル 冬来たる
グレイジョイ家 鉄諸島 パイク われら種を播かず
アリン家 アリンの谷間 高巣城 高きこと誉の如く
ラニスター家 西部(ウェスターランド) キャスタリーロック 聞け、わが咆哮を!
タイレル家 河間平野(リーチ) ハイガーデン われら強大たるべし
バラシオン家 王室領
ストームランド
キングズランディング(ロバート)
ドラゴンストーン(スタニス)
ストームズエンド(レンリー)
氏神は復讐の女神
マーテル家 ドーン サンスピア 折れぬ、枉げぬ、まつろわぬ
タリー家 リヴァーランド リヴァーラン 一族、本分、名誉
ターガリエン家 エッソスに亡命中   炎と血

(ゲーム・オブ・スローンズ - Wikipedia)

シーズン1は主にスターク家とラニスター家の関係がカギとなります。それぞれの主要構成員を抑えることが大事です。

まず、スターク家

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・領地:北部

・本拠地:ウィンターフェル

・標語:冬来たる

・紋章:大狼(ダイアウルフ)

ちなみにスターク家にいて一見ロブたちの兄弟のようにしているシオンという人物。

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彼はスターク家ではなくグレジョイ家です。シオンは鉄諸島の領主であるベイロン・グレイジョイの末の息子ですが、シオンが子供のころ、父のベイロン・グレイジョイが反乱を起こしますが、ロバート・バラシオンとエダード・スタークに鎮圧されました。その際に、シオンはスターク家の人質となったのですが、エダード公はシオンを自分の子ども同然に育てました。結果、スターク家のロブとは親しい間柄となります。

つづいてラニスター家

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・領地:西部(ウェスターランド)  

・本拠地:キャスタリーロック

・標語:聞け、わが咆哮を!

・紋章:獅子

シーズン1ではまずこのスターク家とラニスター家の関係を理解すれば良いでしょう。

史実に見るスターク家とラニスター家の関係

冒頭でゲームオブスローンズは英国薔薇戦争をモデルにしていると書きました。

薔薇戦争は百年戦争終戦後に発生したイングランド中世封建諸侯による内乱で、ヨーク家とランカスター家の30年に及ぶ権力争いです。名前からしても分かる通り、ヨーク家(スターク家)とランカスター家(ラニスター家)がモデルになっているのですね。

ヨーク家は質実剛健で質素な生活をしていたと言います。対してランカスター家は裕福で豪華に暮らしていたというのですから、まさに北部で厳しい寒さを耐え忍ぶスターク家と大金持ちのラニスター家そのままですね。ヨーク家の王、エドワード4世はエダード・スターク公がモデルになっているのでしょうかね。

シーズン1の1話を少し見てつまづいた人へ

シーズン1の1話の最初の雪山シーンでつまづく人も多いと思います。いきなりグロいシーンが出てくるし、物語の方向性が見えないし、人物の相関がいまいち掴みづらい。少し我慢して観ていても、今度は娼婦が出てきて性的描写が出てくるため(R15指定)、ここでつまづく人も多いです。

しかし、1話をすべて観終わるころにはすっかり虜になっているはずです。早く続きが見たくてたまらなくなるはず。そこで、1話を最後まで観るための心得としては、まず相関図などで登場人物の関係を抑えることです。そして、エログロシーンも、これが中世の世界観なんだと思って慣れることです笑。

※ここからはネタバレ!

 

 

 シーズン1で学んだこと

シーズン1の9話でエダード・スターク公はロバート王の死後に新しく王に即位したジョフリーに殺されます。

まさか忠義に篤く、物語のキーパーソンであるエダード・スターク公が殺されるとは思ってもなく、とてもショックと同時にゲームオブスローンズの面白さの真髄を感じます。

さて、このエダード・スターク公の死を通じて、人生で大切なことに気づかされます。スターク公は忠誠心が強く、王の信頼も厚く、家来からも慕われているのですが、いかんせん不器用です。彼がもう少しうまく立ち回り、処世術に長けていたのなら、死ななくても済んだのではないかと思うのです。

私がエダードの一番の失敗だと思うのは、彼がサーセイ・ラニスターとジェイミー・ラニスターの不義の関係に気づき、ジョフリーがサーセイとジェイミーの子どもであることを知ったときに、それをサーセイに告げてしまったことです。エダード公はサーセイに「ロバート王にもいずれ告げるつもりだから、その前に早く逃げなさい」と進言します。いはやは、どこまでもお人よしなのだろうか。。エダード公は人格者なので、本当の邪悪が分からないのだと思います。邪心が分からない。だから、相手にとって不利なことをストレートに言ってしまう。また、外堀を埋めてから行動するということをしなかったのも殺された原因でしょう。エダード公は最後までジェイミーとサーセイの関係を誰にも話さなかった。しかし、信頼できる関係者(例えば家族やバラシオン家)と話し、入念に準備していたら結果はもう少し変わっていたのかもしれません。

"生き延びる"という点でいえば、ハトのような美しさも重要ですが、蛇のような賢さも必要である、と学ばされます。