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多様化する留学-日本人留学生の留学先・留学期間の変化-

「日本の若者は内向きになっている」と言われて久しいですが、実は日本人による留学は年々増加傾向にあります。

日本学生支援機構が実施している「協定等に基づく日本人学生留学状況調査」によれば、日本人学生の海外留学状況は、2017(平成29)年度で105,301人となり、前年度よりも8,448人増えています。

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(「 協定等に基づく日本人学生留学状況調査結果」から作成)

さて、面白いのはその内訳です。

2017年の留学先ランキングを見ると、

1位アメリカ合衆国
2位オーストラリア
3位カナダ
4位中国
5位韓国

となっており、依然として多くの留学生が米国で学んでいることがわかりますが、構成比をみると、2013年では全体の24%を占めていた米国が2017年では19%にまで下がっています。オーストラリアやカナダの全体に占める割合は横ばいですが、注目すべき点は「その他」の割合の増加です。これは米国や英国などこれまで人気だった留学先から、多様な国へ留学する学生の割合が増えているということだと読み取れます。学生支援機構の調査からは「その他」の留学先の中身を知ることができませんでしたが、たとえばここにはシンガポールやマレーシア、インドなど近年高等教育の"商品化"が進むアジア圏の大学への留学が増加した可能性も考えられます。

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(「 協定等に基づく日本人学生留学状況調査結果」から作成)

また、「留学期間別留学生数の推移」を見ると、ここにも面白い特徴が現れています。期間別留学生数の構成比に注目すると、長期の留学(「1年以上」「6カ月~1年未満」)の全体に占める割合が減少しているのに対し、短期の留学、特に「1か月未満」の全体に占める割合は2009年の47%から64%と増加しています。こちらの増加の要因も明確ではありませんが、短期の語学留学や交換留学などが増加の原因の一つと考えられます。

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(「 協定等に基づく日本人学生留学状況調査結果」から作成)

私もこれまで、短期長期含めて、中国、韓国、フィリピン、イギリスへ留学した経験があり、いずれの留学も学ぶことが多く、とても充実していました。

これからの時代、ますます留学は多様化し、正解のない選択となっていくことでしょう。周囲に影響されて、周りと同じような留学先や専攻を選ぶのではなく、自分自身の生き方や興味関心分野から様々な形の留学を選択する。

他の人と差別化につながるような留学経験が、これからの時代には必要となっていくのかもしれません。