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積読本を消化する方法のあれこれ

自粛期間が続く中で、これまで以上に読書をする時間が増えたという方も多いのではと思います。私自身も、朝や夜に本を読む時間が増え、1-3月までと比較して読書量がとても増えました。

一方で読書時間が増えたことで、読みたい本を探す時間も増え、気になった本をメルカリやAmazonで安く買っては積読を増やす、という状況になっています。

それでも積読を減らしていくためにあれやこれやと考えて試した結果、徐々に積読本が減っていきました。

そこで今回は自分が試して良かった「積読を読み切る」効果的な方法を段階ごとにご紹介します。

ステップ1:積読と既読を仕分ける

最初のステップとして「何が積読(未読)で何が既読なのか」を可視化しておく必要があります。

積読タワーみたいのがあるので、ここに未読本を積読しておくのも良いと思います。

ただ、積読タワーは結構高いので(1万円~)、私は(妻の反対もあって笑)積読タワーではなくニトリで積読用に小型の本棚を購入しました。ここに未読の本をすべて収納しています。

ツールは何でもよいと思いますが、まずはどれぐらいの積読本(未読)があるのかを一度可視化することをお勧めします。

ステップ2:積読本を分野と目的別に分類する

次に、積読タワーなり積読用本棚なりに収納した積読本を分野と目的別に分類していきます。分野についてはビジネス系、自然科学、歴史、小説など大雑把な分け方で良いと思います。大事なのは次に紹介する目的別に分類することです。

読書の目的を無理やりに大きく次の2つに分けてみましょう。

①直接仕事などに役立つ知識・スキル本②教養本

例えば、IT企業に勤めている方が、ITの勉強をしたくてIT関連の本を読むとすれば、この本は①直接仕事などに役立つ知識・スキル本に分類します。逆に小説や歴史書など、すぐには仕事に直結しないけれども、教養として読みたい本は②教養本にカテゴライズします。小説も②に入るでしょう。

ステップ3:読む本と読まない本を一度精査し、読まない本は断捨離

この分類を終えたら、今度は今後読む本と読まない本をもう一度精査してみます。私なんかは特にそうですが、何となく勢いで書籍を購入してしまうことが結構あります。その結果、パラパラとめくったところで実際には読まなかったり、今すぐに読むわけでもなかったり、関心が移ってしまったりと結局買った本に手を付ける機会がないことが多々ありました。もちろん、こうして読まれない本がいわゆる積読本として残るのですが、中には改めて見てみるとあまり読みたくないと思う本も出てきます。

特に②教養系の本については、読みたいと思った本を読むことがベストで、読みたくない本はわざわざ読む必要はないと思います。なので、私はこの仕分けを通じて、読みたくない本、読む必要のない本を改めて拾い出し、その本は誰かに寄贈するなり、メルカリで売るなりして目の前から見えなくするようにしています。

ステップ4:読書前にその書籍から何を得たいのかを考えてみる

最後のステップです。いよいよ積読本を手に取って読んでいくわけですけど、ここで重要なのは、自分はこの書籍から何を得たいのか(=その本を読む目的)を一度考えてみることです。これはあまり細かく考える必要はないですが、その本を読む目的を明確にしておくことで、途中で挫折せずに読み切るモチベーションになります。また、半分ぐらい読んで、特に面白くもなく、また得たいことが得られそうにないと分かればその本をポイして良いと思います。

例えば今私の本棚にはA・V・バナジー博士の書いた『貧乏人の経済学』という書籍がありますが、これを読む前に付箋に「貧困問題の原因を知る」「どうすれば貧困問題が解決されるのか原因を知る」などとざっくり書いておきます。そうすると、読み進めていくうちに難しい話になっても、「あ、自分は今貧困問題の原因を知るために読んでいるんだ」と読書の目的に立ち返ることができるのでお勧めです。

もう一つ、山本七平氏が著した『空気の研究』という書籍では、「自分たちが知らず知らず使っている”空気”とは何で、それはどう生成されていくのかを知る」などと書いています。ちなみにこの書籍で出てくる「空気」とは気体の空気ではなく、「空気を読め」というように使われる空気です。

 

と、以上紹介しておきましたが、そもそも積読を減らすこと自体別に義務でもなんでもありませんし、本人が積読は積読のままで構わないのであれば特に何もする必要はないと思います。私のように、読みたい本ばかりが増えていき、なかなか積読が減らないという方がいれば、ぜひ参考にしてみてください。