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英国大学院進学前のPre-Sessionalコースには通うべきか

7月に入り、英国大学院の本コースが始まる前に開講されるSummer Pre-Sessional コースがそろそろ始まる頃でしょうか。

Pre-Sessionalコースは米国留学ではあまり聞きませんが、イギリスでは入学審査の基準となるIELTS(TOEFL)のスコアが基準に満たない場合でも、大学が開講しているPre-Sessionalコースに参加すれば入学を許可されるというシステムがあります。(まあ、これがまた高額ビジネスなのですが)

このPre-Sessionalコース、高額ですが、以下3つの理由から実は結構おススメです。

本コース前にアカデミックライティングを学べる

まず、学ぶ内容は単なる英語の学習ではなく、大学院で必要なアカデミックライティングの学習がメインとなります。大学院での論文の書き方や論文の読み方を本コースが始まる前の早いうちから習得できることはアドバンテージです。

さらに、多文化や国際社会などを題材(テーマは大学院によって異なる)にした論文を読みながら、グループディスカッション・ワークする機会が多く得られます。これは大学院での授業スタイルを模倣した形ですので、大学院の授業がどのように行われるのかを事前に体感することができます。

環境に慣れることができる

また、多くの人が初めての英国留学ということで、食生活や住環境に慣れるまでに時間がかかるかと思います。環境の変化に慣れる前に本格的に大学院のコースが始まってしまうと落ち着いて学業に専念することが難しくなる場合があります。例えば、学生寮内でのトラブルや体調不良になってしまうなどが想定されますが、1回1回の授業とその準備が大切な大学院ではこうしたリスクは極力避けたいものです。また、Pre-Sessionalの時から大学の施設やその周辺環境についてよく把握しておくことで、大学院に進学した後にもこうした環境を有効に活用できるようになります。したがってPre-Sessionalコースに通っている期間はいろいろな情報を集めながら、自分なりの学習ペースと周りの環境を整えていくという意味でも有用だと思います。

1年間闘い抜く仲間ができる

私がPre-Sessionalコースに通って良かったと思える一番の理由が、留学中に切磋琢磨できる仲間に出会えたことです。Pre-Sessionalコースは非英語圏が対象のコースですので、中国人や韓国人などのアジア人や、中東からの学生が参加します。非英語圏グループでつるむことに抵抗を感じる人もいるかと思いますが、留学中、いわゆる純ジャパにとっては様々な壁に直面します。例えば人種的な差別や言語の壁、アジアと欧米の学習スタイルや食習慣、文化的な違いなど。こうした違いによる苦労を一人で抱え込むと、鬱になったり身体的な病気になったりする恐れもあります。

このような苦労は、実は大抵のアジア人も同じように経験しています。なので、日本で会う中国人や韓国で会う韓国人よりも、英国で会う韓国人中国人の方がお互いの共感することも多くあり、彼らと心理的にとても近くなれ、留学中に励まし合える貴重な仲間になります。あとは延長ビザとかその他の留学生の困りごとについて気軽に相談できる友達がいるというだけで心強いものです。また、Pre-Sessionalコース修了後はそれぞれが様々なコースに進学しますが、大学院の本コースが始まった後もお互いの専門や所属しているコースについて情報共有し合うことは地味に大事だったりします。一度大学院が始まってしまえば、毎日顔を合わせるのは同じコースの学生なので、こうした異なる分野の研究をしている学生と定期的にご飯したりお茶したりするのは結構刺激になります。

以上、総じてPre-Sessionalコースはおススメですが、マストではない、というのもまた事実です。やはりコースは高額ですし、時間もとられます、

お金と時間が許す限りで通うのが良いと思います。